このまえ、猫のパクチーさんが大変な病気になったと書きました。
じつはその2日後に虹の橋を渡ってしまいました。
落ち込んでおりましたが、パクの闘病によって感じたことを書きたいと思います。

病名は、猫伝染性腹膜炎(FIP)

・確立された治療法はない
・致死率9割以上
・確定診断後の平均余命は9日  と、あまりにも辛く悲しい病気です。

FIPは、猫のほとんどが既に感染しているといわれる猫コロナウイルスに感染した10%程度が突然変異を起こして悪性化し、
自分で身体の細胞を攻撃し全身の臓器に炎症を起こす病気です。

いわゆる自己免疫疾患で、
人では関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群などの
膠原病と同じです。


猫の大変な病気といったら、
猫白血病、猫エイズ、癌や糖尿病など
人間と同じような病気があることは知っていました。

ただ、このFIPについては全く知りませんでした。

確定診断を受けネットでも調べましたが、絶望的な内容しか出てきません。

はやくて数日…長くても1ヶ月単位…
まだ1歳にもなってない子猫なのに…
悲しさと悔しさと何もできない絶望で、もう涙しかでませんでしたよね。

それでも平均余命が9日と言われている病気なのに、
パクは1ヶ月半ほど頑張って頑張って生きました。
最期まで本当にお利口さんで良い子でした!


動物は「生きることを決して諦めない」と何かで読んだことがあります。

具合が悪い時に暗い場所でじっとしているのも、
痛いとか苦しいから動けないということもあると思いますが、
安全な場所で体力を温存し、治癒するのをじっと待つそうです。

そのときに「もう無理、もう死にたい」とは思わず、
少しでも長く生きることを考えるそうです。

パクも体調が悪くなってからはほとんどの時間をお布団の中でじっと過ごし、
それでもトイレに行くとき、お水を飲むときはヨタヨタしながらも自力で歩いて出てきました。
人間の膝の上が大好きでしたが、これも最期の最期まで膝に上がろうとしました。


わたしは病気が分かってから自分を納得させるために、
「たぶん治らないから、悲しいけど覚悟を決めよう。仕方ないんだもの。」
と思っていました。
・・・が、間違っていたなと思いました。

最期まで必死で生きようとするパクの意思・姿勢をみて、
人間が勝手に覚悟を決めてしまって、仕方ないと思ってしまってごめんねと思いました。

元気だった時のパクと過ごした幸せな時間もよかったのですが、
最期の1ヶ月半、パクの命と向き合って、一緒に戦って、
生きることを改めて考えることになりましたし、
こうして一日一日を大切に過ごした時間は、本当に大切で濃厚な時間となりました。


さて、悲しいですが悲しんでばかりいてはだめですね!
人間もしっかりと生活していかないといけないので、
パクの分もやんきちと人間は楽しく暮らしていきたいと思います。

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