先日、愛知県司法書士会の研修に参加させていただきました。
県からの委託で、自殺予防対策として専門職間で連携し何ができるのか、事例を通して学んできました。
他の士業の研修に参加する機会はほとんどないので良い機会でしたし、とても勉強になりました!

事例は、認知症の母と知的障害の弟、本人は家族の介護と自分の精神疾患で離職となり、経済的に困窮し自殺未遂となる。。。

かなり重たい事例ではありますが、
家族が障害を抱えること、介護離職や精神疾患などは誰にとっても他人事ではありません。
わたしは障害年金のご相談を通して様々な方の人生のお話を聞きますが、自分や家族の思いもよらない病気やけがによって、大変な苦労をされている方が多くいます。


もしよかったら、みていただきたい調査資料があります。↓
「1000人の声なき声」に耳を傾ける調査 -NPO法人ライフリンク-
(「自殺の危険経路 ライフリンク」 と検索するとPDFファイルがでてきます)

ここに自殺の危険経路という図があり、自殺の背景には様々な危険要因が複数潜んでいて(一人あたり平均4つ)、それが連鎖したり、複雑に絡み合っていたことがわかります。

・危険要因の上位10要因は、うつ病、生活苦、家族の不和、負債、失業、職場の人間関係、身体疾患、過労、職場環境の変化、事業不振

・亡くなる前に相談機関に行っていた人は72%

・その相談機関先は、精神科が58%。公的相談機関は4%、法律の専門家は3%。

、、、法律の専門家は、たったの3%なんです

障害年金のことを知ってくれて受給できていたら、、、
こんな悲しい選択をしなくてすんだ人もいるのかもしれません。

病気や生活苦などで、もうどうしようもなくなってしまったとき、
社労士や他の専門家に相談することが普通だと思ってくれていて、ほんの少しの相談でもしてくれていたら、、、そう思うと、もう本当にやりきれない気持ちになります。

わたしも身近な人が自殺で亡くなっています。
なので、わたしにも出来ることがあればいいなと思って、この研修に声をかけていただいたときは絶対に参加しよう!と思っていました。


社会保険労務士は、労働者や国民の福祉の向上を図ることが、社会的に求められている立場なのです。

ひとつひとつ、できることからコツコツとやっていかねば!



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